年利1000%以上!?知らないとヤバい!イールドファーミングとは?
毒を以て毒を制す!!
こんにちは!さそりちゃんです♥♥♥
暗号通貨をメインに投資、資産運用10年目突入!
自分の経験と知識で暗号通貨に挑戦できる人が一人でも増えたら良いなと思って
このブログを運営してます♥
温かく見守って下さい(*'ω'*)
「目次」
今回は!ここ近年で暗号通貨業界では勿論、投資業界全般で話題となっているイールドファーミングですが、
どんな一体どんな運用方法なのか?知らない方のために、初心者でも分かりやすく解説していきます~!
1 イールドファーミングって何??
イールドファーミングとは暗号通貨の運用方法のことです。
DEX(分散型取引所)と呼ばれるイールドファーミングができる専用の暗号通貨取引所に対して、取引所で指定された暗号通貨を預ける事で、手数料や金利などの報酬をもらえる運用方法です。
1‐1 DEX(分散型取引所)って何??
DEXとは「Decentralized Exchange」の略で、和訳すると分散型取引所となります。
これまでの暗号通貨取引所は、取引所を運営する企業=中央管理者が存在し、その取引所が仕入れた通貨(上場)を、ユーザーが売買などの取引を行ったり、暗号通貨を預けたりする中央集権型の取引所が一般的でした。
※例:コインチェック、バイナンス、などなど。CEX(中央集権型取引所)とも呼ぶ。
ですが、CEX(中央集権型取引所)に通貨を預ける場合、その秘密鍵の管理を取引所に委任する形となるため、
取引所の内部者が不正に資金を引き出してしまうリスクや、
取引所の秘密鍵がハッキングされ、資金が流出してしまうリスクがあります。
ハッカーからすると中央集権型の取引所を狙えばそこに預けられてる暗号通貨を根こそぎハッキングできるため、そういった事件が一時期が多発してしまったんですね。
中央集権型取引所を狙ったハッキング事件は2014年のMt.GOX事件や、日本のコインチェック取引所の事件などたびたび起こっており、中央集権型取引所のリスクが問われてきました。
※もちろん、今ではそういった事態から中央集権型の取引所のセキュリティ面も大分良くなり、もう昔のような事態は起きにくいとされています。
この問題を解決したのが、中央集権の管理者が存在しない取引所、DEX(分散型取引所)です。
DEXでは、秘密鍵の管理を取引所に任せるのではなく、暗号通貨を売買したい人同士が、自分の秘密鍵とアドレスを使って直接取引することができます。
DEXはネットワーク内のブロックチェーン上に存在しているためセキュリティも優れていて、仮にハッキングをしようと思ったらDEXで取引をする全ユーザーのデバイスをハッキングしなといけないため、不可能とされています。
そのため、近年ではCEXよりも、セキュリティの高いDEXで通貨の交換や、運用などの取引を行うユーザーが増え、
CoinGeckoの2021年第2四半期の暗号通貨レポートによれば、2021年7月1日時点でDeFi(分散型金融)の合計時価総額は約484億ドル(約5.5兆円)
2020年から広まってからたったの一年半でここまで大きくなりました。
※DeFi(分散型金融)=中央管理の無い金融システム。セキュリティと手数料に優れている。
1‐2 イールドファーミングの仕組み
イールドファーミングはDEXへ指定の暗号通貨を預ける事で金利などの報酬を得る運用方法です。
CEX(中央集権型取引所)では取引所に上場した通貨を取引することができます。
めちゃくちゃ簡単に言うと、CEXが仕入れた通貨を取引できるといった形になります。
ブロックチェーン上にある取引所DEXでも、CEXと同様に通貨の交換、売買、レンディングなどの運用が行われますが、CEXのように仕入れて資金をプールすることがないため、誰かが通貨をDEXへプールしなければ、取引ができるようになりません。
そこで行われたのがイールドファーミングです。
私たちユーザーが通貨をDEXにプールすることで、そのDEXで通貨の交換や、売買、レンディング(貸付)などができるようになります。
ユーザーはDEXに通貨を預け、"流動性を提供する"見返りに手数料、金利などの報酬を得る事が出来るわけです!
この通貨を預けて利回り(専用トークン)を得ることを ”流動性マイニング” といいます。
利回りで貰えるトークンはいつでも預けた通貨と交換が可能です。
※DEXに通貨を預ける事を「流動性を提供する」という。
この仕組みがDEXを支えています。
取引が円滑に進むようにDEXに通貨を預け流動性を提供する代わりに、
ファーマー(ファーミングをするユーザー)へ報酬としてトークンが付与され、DEXで取引が行われ、中央管理者がいなくとも金融取引の循環を生むわけです。
2 イールドファーミングのメリット
イールドファーミングのメリットは、なんといってもその異常とも言える利回りの高さです。
イールドファーミング自体は昔からありましたが、流動性マイニングが始まったことでDEXの知名度も一気に広がり、
流動性マイニングにより、数十〜数千%を超える異常な高さの年利(APR)を生み出すことが可能となりました。
資産運用において、5%の年利でも高いと言われることが多い中、この利回りは圧倒的ですよね!
資産運用のジャンルの中では一番利回りが高い運用方法になります!
2‐1 高利回りイールドファーミングの事例
・MKR(メーカー)
6000倍
MakerはDAIというステーブルコインを発行するプラットフォームの総称
bitbankは、2022年1月25日からMaker(MKR/メイカー)の取扱いを発表
DAIは、1DAI = 1ドルになるように調整されたステーブルコインとなっており、
一般的な暗号通貨とは異なり、価格が乱高下しないようになっている
・VFI(ヤーンファイナンス)
82000倍
・TIME(タイム)
85000%
驚異の利回りですよね!
3 イールドファーミングのデメリット
高利回りや、セキュリティ面から魅力的な投資対象ですが、
そんなイールドファーミングにも注意すべきデメリットがあります。
・価格変動リスク(元本割れリスク)
預けた通貨の価値が下がってしまえば、いくら金利などの報酬を得ても元金よりマイナスになってしまいます。
イールドファーミングでは、まだこれから価値を上げていくといった通貨も預けることができるため、そういった通貨はAPR(年利)が高い代わりに、価値がゴミになってしまう可能性もあるため、選別、買いと運用のタイミング、そして引き際が重要となってきます。
また流動性マイニングによって得られたトークンが価値上昇を含めて年利何百~何千%が実現されてる訳ですが、
そのトークン自体の価値が下がってしまえば、そのトークンが利回りで増えたとしても
元金よりマイナスになってしまいます。
そのため、暗号通貨に詳しくなる必要や選別能力、通貨の売り買いをタイミングを適切に判断する必要や、預けた通貨を毎日チェックする管理能力などが必要だったりするため、
ただ利回りが良いからといった甘い考えで始めた人が、大きく損してしまうなんて事は良くある話なので注意して投資判断を行ってくださいね!
4 イールドファーミングはこんな人が向いてる!?
・なるべく高い利回りを得たい
・ハッキングのリスクなど考慮し安全に資産運用したい
・暗号通貨に詳しく、良い通貨の選別ができる
・APR(年利)日々変動するため、こまめに運用状態をチェックできる
・資金を失うリスクも許容できる
5 イールドファーミングまとめ
今回はイールドファーミングについて初心者にもわかりやすく伝わるように解説しました!
・イールドファーミングとは分散型取引所DEXに指定のコインを預けて利回りなどの報酬を得る事
・DEXには中央管理者がいないため、関わるユーザー皆で取引ができるようにファーミングを行う。
・流動性マイニングによりトークンを受け取る事ができ、そのトークンの価格上昇益も期待できる。
・よって何十~何千%といった破格の利回りを得ることも可能
・セキュリティ面、利回り面と申し分ないが、元本割れリスクが高い
・DEX選び、通貨選び、売買タイミング、運用タイミングなど、投資能力も必要
高利回りで魅力的な運用方法ですが、少々行うには複雑で難しかったり、
元本割れなどのリスクも高いので始められる方は十分注意して取引することをお勧めします!
私の説明わかりやすかったでしょうか??
暗号通貨や投資関連について、解説して欲しい議題などはコメントしてくれれば、
今後記事にしていこうと思ってるので、
私のブログを活用して暗号通貨の波に取り残されないようにしてくださいね!
さそり♥♥♥